理事長挨拶
ホームページ開設にあたって
特定非営利活動法人
石川県防災士会
理事長 福谷正信
令和5年4月29日のNPO法人石川県防災士会第9回通常総会において理事長に就任しました福谷正信です。
令和5年度は、当会においては、まさに激動の年です。
まず、永年、郵便局長会の事務所の一部を借りていた当会事務所を白山市月橋町へ移転したこと。
次に、事務局長が交替し、新任の事務局長が次々とアイデア出してくれ、入会申込書の書式改正と入会初年度の年会費免除や賛助会員制度(一口3万円)の導入、HP担当者理事の熱意で、これまでフェイスブックなどで案内していた、当会の事業から、新たにホームページを開設できたこと等インターネットを活用した新しい仕組みができてきたことです。
私たちNPO法人石川県防災士会は、これまで以上に、行政との連携を更に深めて、会員自身のスキルアップを図るための研修会の開催や、各種団体からのイベントへの出展や出前講座のPRと講師育成に力を注いでまいります。
また、令和6年1月1日午後4時10分に発生した「令和6年能登半島地震」の甚大な被害への対応に追われています。この間、全国各地の防災士会始め団体や個人の皆様から多大な支援金を頂戴しましたことに対しまして厚くお礼申し上げます。
当会では、珠洲市の避難所への支援活動を続けています。北信越防災士会連絡会からのボランティア活動の応援もいただきながら支援活動を行っています。
石川県では、ようやく災害ボランティア活動が始まりましたが、今回の地震では能登半島特有の地形から、主要道路が少なく、塘路の寸断箇所も多く、ボランティア活動も、能登での宿泊が困難なことから、金沢から数時間かけて日帰りで能登へ入っている状況が続いており、1日の活動時間が短い現状で、これから長丁場での活動になりそうです。
ボランティアご希望の方は、石川県ホームページから災害ボランティア登録をお願いします。
これまでの災害にはない、長期の1.5次避難や全国各地への2次避難が続いている現状をみると、能登の復旧・復興には長い時間がかかります。
全国の皆さん、今後とも石川県へのご支援を心からお願い申し上げます。
令和6年2月